http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000088-san-soci
またホテルの防火管理者が消防法で義務づけられた消防用設備の点検を怠り、地元消防に報告していなかったことも判明。福山市などはこれまでホテル側に再三改善を求めており、県警は防火管理の軽視が被害を拡大させた恐れもあるとして、経営者側の刑事責任の有無についても捜査する方針を固めた。
過去の、火災による死傷事故では、防火管理者の注意義務違反が厳しく問われる傾向がありますね。この火災でも、日頃からの防火設備、態勢の不十分さや、火災発生時の早期発見や避難誘導の不備、といったことについて、防火管理者の責任が、まず厳しく追及されることになるのではないかと思われます。
不特定多数が利用する宿泊施設等に対する消防当局の指摘が改善されない場合に、その状況を「可視化」して、インターネットで簡単に見られるようにする、といったことも、今後、検討される必要があるのではないかと思います。