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海軍反省会については、現在までに、
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が出ていて、今後、かなりの期間をかけて、徐々に書籍化されるようですが、なかなか読めずにいるので、気合を入れて読まねば、と思っているところです。
上記の「日本海軍はなぜ過ったか」では、海軍反省会が残した記録を踏まえ、海軍の歩みや問題点を、対談形式で検証していて、なかなか読み応えがありました。
読んでいて感じたのは、戦前の日本で、選りぬかれたエリートが集まり閉鎖的な集団であった海軍の歩みや過ちを検証することは、こうした集団が生じやすい日本の今後を考える上でも、示唆に富み参考になるものではないか、ということでした。海軍内で、軍令部、海軍省との間で意見の対立があった構図は、法務省内で、検察庁と法務省の間でとかくぎくしゃくしがちな構図とかなり似ているものがあり、連合艦隊が軍令部の反対を押し切りミッドウェー海戦で失敗した姿は、検察庁内での指揮命令系統や力関係といったことを想起させるものがあります。
歴史に関する本は、いろいろと買い込むのですが、読みたくてもなかなか読めないのが悩みの種ですね。