2011年Q1の世界スマートフォン市場、Apple、Samsung、HTCが急伸

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20110509/360084/

IDCによると、世界のスマートフォン市場は高成長の条件が整いつつある。(1)メーカー各社が自社の成長戦略としてスマートフォンをこれまで以上に重視していること、(2)上位機をはじめ、中低位機の製品種も増え、選択の幅が広がってきたこと、(3)上位機を含め全般的に価格競争力が高まっていることなどが要因という。消費者が携帯電話に音声通信以外の機能を求め、スマートフォンを理想的なソリューションととらえる考えが定着しており、こうしたことを背景に世界のスマートフォン市場は今年も引き続き成長を続けるとIDCは予測している。

日本でも、通信キャリアが、急速に、スマートフォン重視へと舵を切っている状況ですが、日本ではガラケーフィーチャーフォン)が多機能、高機能で、多くの人がそれに馴染んできたという特殊性(だからガラパゴスと言われるわけですが)があり、スマートフォンガラケーの併存状態が、しばらくは続きそうです。今のところ、高価格帯のスマートフォン中心のラインナップになっていますが、例えばイーモバイルから出ているようなHTC ariのような、中低価格帯のスマートフォンも世界的にはいろいろと出ている状況で、日本でも、今後、徐々にそういったスマートフォンが手軽に入手できるようになるべきでしょう。
PCとの親和性、連続性が高いスマートフォンの普及で、仕事の方法や遊び方なども、従来のガラケーによるものとは、ますます、大きく変わってくると思われます。