http://japanese.engadget.com/2016/12/05/urbano-v03-au-12-9-3-7800/
中身のUIは、スマートフォンへ移行するユーザーに配慮しています。ホームは1画面のみで、左右にスクロールさせない設計。下部には電話・ブラウザ・電話帳など、よく使うアプリを並べ、フィーチャーフォンのような一覧表示を実現しています。そしてメニューもガラケーユーザーが慣れ親しんだケータイスタイルとなっています。
スマートフォンが何かにつけ脚光を浴びますが、上記の記事にもあるように、まだ膨大なガラケーユーザーが存在していて、無理にスマートフォンを使うこともないとは思いますが、使いたいのに使えないままでいる人には、円滑にうまくスマートフォンに移行してもらうのも重要なことだろうと思います。営業面ではそこに勝機を見出すべきところでもあるでしょう。
私が、そういった人から相談を受けたとすれば、まず、ガラケーはそのまま維持して通話等の、従来使ってきた機能は使い続けつつ、タブレットを使ってみることを勧めるだろうと思います。iOSならiPad、Androidなら各社から様々なタブレットが出ていて、特にAndroidであれば選択の幅が広いメリットがあります。タブレットで徐々に慣れて、ガラケーよりスマートフォンという状態になった時点で、ガラケーをスマートフォンに切り替えると、うまくソフトランディングできるでしょう。
そういうワンクッションを置かずにガラケーからスアートフォンに切り替えるのであれば、無難なのはやはりiPhoneだろうと思います。そもそも機能的に使いやすくできていますし、日本ではiPhoneユーザーが世界的にも特に多く、わからないところは周囲の人に聞きやすいメリットがあります。また、アプリについてもAppleがかなり厳格に管理していて、その辺が緩いAndroidに比べて初心者には安心して使えるメリットも大きいでしょう。
Androidスマートフォンにも、いろいろと魅力的な機種があり、またiPhoneに比べコストパフォーマンスの良い機種を選べるメリットがあります。初めてのスマートフォンにAndroidを選択するのであれば、上記の記事にあるようなガラケー的な機種を選ぶ手もありますが、まず特に使いたい機能をいくつか明確にして(通常は、メール、カレンダー、写真、電話、SNS、検索、マップといったあたりでしょう)、買ったスマートフォンの、そういった使いたい機能について、集中して学び練習して使えるようにする、そういうことを心がけると良いのではないかと思います。
スマートフォンは小さなパソコンのようなものですから、うまく使えばガラケーを遥かに凌駕する利便性を享受することができます。うまく利用して楽しいスマートフォンライフを送りたいものです。