日航機事故25年、追悼の火 慰霊式に前原国交相も参列

http://www.asahi.com/national/update/0812/TKY201008120355.html

事故機が羽田空港を出発するときに、同機のドアを最後に閉めたという元日航関連会社の男性(56)も登った。
あの日、夏休みを楽しむ笑顔の親子連れや歌手の坂本九さんも見届けた。「自分のドアの閉め方が悪かったのか」「自分が送り出してしまった」などと考え、これまで尾根を訪ねられなかった。
25年がたち、「事故を忘れず教訓としなければ」と思い直した。「二度とこんな事故が起きないよう、祈り続けたい」と話した。

最後にドアを閉めた、この男性にとっての25年も、重苦しく、長いものであったのでしょう。
私は、あの日、郷里の広島に帰省していましたが、暑さということが記憶に残り、それと、山中で燃え続ける墜落機体の火が、今でも思い起こされます。
日航の社長が、涙ながらに安全運行を語っていたことも報じられていましたが、絶対的な安全を目指して、謙虚に取り組んでほしいということを、事故後、25年という1つの節目を迎え、切に感じました。