日本刑法学会第88回大会(東北大学)

6月5日、6日に開催されましたが、私は、南紀白浜のシンポジウムに参加し、土曜日午後には講義もあった関係で、6日だけの参加になりました。
6日午前の研究報告の中では、「過失共同正犯について」「被告人の弁護権侵害と証拠排除」に、特に興味を感じましたが、実務の指針になるようなものを得るまでには至らず、今後の課題となりました。
午後のワークショップでは、「裁判員裁判と報道」をのぞいてみて、報道、特に捜査機関側の情報に依存した報道が裁判員に強く影響を及ぼす危険性等について、改めて考える機会を得て勉強になりました。
1日だけの参加ではありましたが、自分にとっては良い刺激になり、忙しい中、無理して行った甲斐があったと思いました。