マイクロソフト、「Windows Phone 7」を発表--Mobile World Congressで

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20408605,00.htm
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20408605-2,00.htm

2002年に初めて発表されたWindows Mobileの改良に取り組むのではなく、同社は最初からやり直すことを決断した。その結果、これまでのWindows Mobileソフトウェアとはまったく異なる新たなルック&フィールが誕生している。
Windows Phone 7は、主にタッチスクリーン対応のスマートフォン向けに設計されている。グラフィックの「タイル」によって、ユーザーは情報を多面的に入手可能である。より有用で直感的な操作を可能とするソフトウェアやユーザーインターフェースの開発が目標に掲げられた。たとえば、新しいソフトウェアでは、写真、電子メール、音楽、動画、電話のアドレス帳といったデータや、SNS、複数の音楽サービス、電子メールなどのオンラインスポットが、電話上で容易にアクセス可能なバーチャルボタンの「タイル」へと統合されている。

私は、ウィンドウズモバイル搭載の携帯電話を、遂に使うことがなかったのですが、バグが取り切れなくて発売が遅れたとか、遅い、重いなどといった悪評を聞くことはあっても、良い評判は聞くことがなかったという印象が強いですね。結局、ビスタのように早々と捨てられてしまったということでしょう。しかし、既にウィンドウズモバイル搭載の携帯電話を買ってしまった人としては不愉快な話ではあります。
記事にある新OSは、使ってみないと何とも言えない面はありますが、既にiphoneブラックベリー、アンドロイドと、続々と出ている中、どこまで新味があり魅力を出せるかとなると、かなり厳しいものがありそうな気はします。この種のスマートフォンを使い始めると、至って便利で、出先ではこれで済ませてしまう、ということになりがちで(私もまさにそうですが)、そういう状況の中で乗り遅れてしまったマイクロソフトの焦り、というものが強く感じられます。とは言え、挽回はかなり難しいでしょう。