菅家さん否認「虚偽と思った」=元検事、謝罪はせず−足利事件再審公判・宇都宮地裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100122-00000179-jij-soci

元検事は「大変深刻に受け止めている」「申し上げた通りです」と答え、謝罪はしなかった。

今後、国家賠償請求訴訟が提起されることも予想されますから、謝罪せず、当時の証拠関係では起訴には正当性があった、ということを強調する戦術なのかもしれませんね。検事正や県警本部長は謝罪していましたが、当時の捜査には関与しておらず、謝る役と突っ張る役を分けて、役割分担している可能性もありそうです。
そういった卑しい思惑があるのかもしれませんが、ここまで決定的に間違えておいて、大変深刻に受け止めている、程度でお茶を濁して終わらせようとしても、とても国民の納得が得られるはずがなく、そもそも、捜査というものはその程度の軽いものなのか、という不信感を抱かれかねないでしょう。