小沢氏に対する告発状受理 東京地検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100123-00000514-san-soci

特捜部は同日午後、小沢氏を任意で事情聴取する。小沢氏の立件を視野に捜査を進めていることに加え、告発を受理したことで、参考人ではなく、黙秘権を告げた上で行う「被疑者(容疑者)聴取」になる可能性が出てきた。

捜査機関の、告訴状や告発状に対する姿勢は、非常に恣意的なもので、こういう事件は捜査したくない、面倒だ、と思うと、きちんとした告訴状、告発状が出されても、預かると称して放置しておいたり、何だかんだと難癖をつけて受理しないなど、かなりひどい対応を受けます。それが日本で最もひどい捜査機関は、東京地検特捜部と警視庁、というのが、私の経験に照らした印象です。
その特捜部が、わざわざ告発状を受理してくれた、ということは、小沢氏を被疑者として捜査を進めたい、という強い意思の現れである可能性ということを感じさせるものがあります。
捜査というものは、一見、公平、公正に進められているようであっても、その内実はかなり不公平、不公正で恣意的なものということが、最近の捜査を見ている国民の間で、徐々に感じられるようになってきているような気がします。残念なことです。