ウィルコム私的整理へ 銀行団に返済期限延長を要請

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090919-00000511-san-bus_all

ウィルコムは現行PHSの20倍の速度を持つ無線通信サービス「XGP」を開始する電波利用免許を取得、10月からサービスを始めるが、多額の有利子負債を抱え、今後5年間で必要な1400億円規模の設備投資の資金調達を巡り銀行との交渉が難航。筆頭株主の米ファンド、カーライル・グループへの追加出資要請や経営陣の刷新で事態の打開を図ったが調整がつかなかった。

私も、以前は、DDIポケットの時代のエアエッジ・データカードを使っていて、当時としては定額で使い放題で重宝していたものでしたが、現在は、携帯電話のキャリアが、より高速で定額のサービスを競って提供していますから、PHSのメリットは、ないとは言いませんが、通話料の面など、少なく限定的なものになったと言えるでしょう。
そういった中で、新たに多額の投資をして、回収できるかどうか、おそらく疑問を持たれたものと思われ、PHSというサービスを、今後、どのようなものとして提供して行くか、根本的に見直さないと、このまま埋没し消えて行くという運命になる可能性もあるように思います。