http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090717-00000099-san-soci
監視委は一昨年夏ごろから、同グループの動向を長期にわたり監視。不正な取引は、昨年秋のリーマン・ショックで株価が下落した後も、複数の証券会社を介し連日行われていた。監視委は1営業日に行われた1銘柄の取引にしぼって調査を進めるもようだ。
デイトレーダーをめぐっては、平成16年11月に北海道釧路市の男性が建設会社などの株価をつり上げたとして、監視委に証券取引法違反罪で初告発されているが、組織的に違反行為を行っていた疑いが浮上するのは初めて。同様の手口を行うデイトレーダーグループは複数存在するとみられ、別グループへの監視も強化していくとみられる。
拠点が六本木ヒルズにある、というのが、いかにも、という感じですね。「ヒルズ族」の残党が、リーマン・ショック後の状況の中で、落ち武者狩りにあっているというところでしょうか。
SECの調査能力は、ここ数年でかなりの伸び充実してきていると見たほうがよいという印象を、私は受けていますが、今後は、従来、摘発が困難と見られてきたこの種の手口にも、広く調査の網がかかってくる可能性が高いでしょう。