足利事件:栃木県警本部長が菅家さんに直接謝罪

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090617k0000e040044000c.html?inb=yt

栃木県警の石川本部長は17日の定例会見で「菅家さんの『ありがとうございました』という言葉は私の胸に響いた」と、菅家さんに直接謝罪した感想を述べた。「事の軽重を考え、自ら謝罪すべきだと判断した」という。
菅家さんが事件当時の捜査員にも謝罪を求めていることについては「本部長は過去を含めて組織を代表している。当時の捜査員の思いも含めて私が代表して謝罪させていただいた」と話した。

報道によると、県警本部での謝罪は、警察の都合ではなく菅家さんのほうの希望によるものであったようですね。そうであっても、弁護士の事務所を利用するなど、やはり、「出向く」形の謝罪が適当ではなかったかとは思いますが、マスコミが殺到するなど混乱が生じる恐れもあって、こういった方式になったのかもしれません。
謝って済む問題ではありませんが、記事にあるような本部長の対応は、警察への信頼をこれ以上失墜させないためにも適切なもので、迅速でもあり、十分合格点はあげられるものであると感じました。