26年前殺人事件で書類送検 「100歳」容疑者を死亡扱い

26年前殺人事件で書類送検 「100歳」容疑者を死亡扱い(共同通信) - Yahoo!ニュース

福岡県警と合同捜査本部を組んで捜査してきたが進展は見込めない状況で、容疑者が生きていれば100歳となる時期を節目に書類送検、捜査を事実上終結させた。捜査関係者によると「100歳送致」と呼ばれ、全国で初のケース。

公訴時効がある犯罪であれば、被疑者の所在不明の場合、時効成立直前に警察が検察庁に事件送致し不起訴になる、という流れになるところですが、時効が撤廃された犯罪では、被疑者が所在不明の状態で、どこまで捜査を行いどこで事件送致するか、悩ましい問題になると思われます。

100歳になっても生きている人はいますから、確実に死亡しているとまでは言えないわけですが、まず生きてはいないだろうということで、100歳で区切りをつけるというのは1つの処理方法という印象を受けます。

今後の同種ケースの処理の上で、1つの先例になる可能性はありそうです。