崩壊した「ニューリッチ王国」 未公開株詐欺で被害150億円

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090614-00000515-san-soci

高級住宅地の東京・田園調布に自宅を構え、高級外国車を乗り回し、一見すれば“誰もがうらやむ華やかな実業家”のはずだった。
だが、実態は違っていた。「豪勢に見えるビジネスは、実際には軌道に乗れてはいなかったようだ」と捜査関係者は指摘する。18年には主力だった富裕層向け雑誌の版権を手放したり、監査法人との契約も解除するなど、破綻(はたん)状態だったという。

容疑者サイドからほぼ毎月、数十万円の現金が、ある山口組暴力団幹部に流れていたことを確認している。「金銭トラブルの回避が狙いだったのではないか。総額数千万円が渡ったはずだ」(捜査幹部)という。

一旦、高級外車などを乗り回すような生活を始めると、私のように外車と言っても二束三文の車に乗ったり、「なか卯」を愛用するといった生活(最近は、ダイエットのため、なか卯も控えていますがは、特に「ニューリッチ」などと大きく出てしまっているだけに(要するに「成金」ということでしかないわけですが)、難しかったのかもしれないですね。
暴力団というのは、血の臭いを嗅ぎつけるとどこからか現れるハイエナのようなもので、金には敏感なので、どこかでそういった暴力団との接点ができ持ちつ持たれつの関係になっていた可能性が高いでしょう。
世の中、うまい話というものは滅多になく、うまい話があれば、まず、疑ってかからなければならないものですが、世に詐欺の種は尽きまじという状態はなくなりません。人間の本性に根差すだけに、難しい問題です。