バンコク都庁元首脳に2億円 西松建設、工事受注めぐり

http://www.asahi.com/national/update/0112/TKY200901120226.html

西松建設関係者らによると、工事は03年にバンコク都庁が発注した洪水防止の排水トンネルの建設。西松建設と現地のゼネコンによるJV(共同企業体)が約66億円で落札した。この受注前後に、西松建設側と現地ゼネコンがそれぞれ約2億円ずつ負担して計約4億円のわいろを元首脳に渡すことを決定。西松建設は、海外で請け負った工事費を実際より高く見せかけて経理処理するなどの手法で捻出(ねんしゅつ)した裏金から支出し、現地ゼネコン側に渡したという。

国内での贈収賄事件が立件できないので、海外の案件を立件して実績を作ろうとしているのかな、という印象は受けますね。折しも、タイではタクシン元首相派と反タクシン派が、今でも対峙した状態が続いているようですから、立件されれば、その辺も刺激して、タイ側でも、いろいろな新たなもめ事が発生する可能性がありそうです。