- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/09
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 130回
- この商品を含むブログ (69件) を見る
これも読みかけだったので、昨日、札幌出張中に残りを読んで読了しました。
日本において、「ブログ論壇」というものがどこまで実態があり影響力を持っているのか、よくわからない面があり、また、「論壇」と呼ぶに値するかどうかという疑問もありますが、誰もが手軽に情報発信することが可能になったことで(私のような無力なしがない弁護士がブログをやっている、ということもその一例でしょう)、既存のメディア等の枠を超えた世論の渦、流れのようなものが巻き起こるようになったことは間違いないでしょう。
この本の中でも、そういった最近の動向が紹介されていましたが、問題は、そういった動向が、今後、社会に有益な影響力を及ぼす方向で建設的に発展して行くのか、単に浮かんでは消える泡沫(うたかた)のようなものでしかないままになってしまうのかということではないかと思います。
それはそれとして、本ブログは、単なる私の日記、備忘録ですから、上記のような動向には無縁のまま、淡々、粛々と続けて行きたいと考えています。