新年明けましておめでとうございます

2011年が始まり、私も、心静かに新年を迎えました。今年もよろしくお願いします。
法曹界に限ってみても、大量合格時代における法曹養成問題、大阪地検特捜部の不祥事に象徴されるような刑事司法が抱える問題など、様々な問題が、確たる方向性も見出せないまま巨船が漂流するかのような状況にあり、今年は、そういった諸問題について、せめて改革の方向性程度は見出せるような年にしなければならないでしょう。
私自身は、昨年で、11年5ヶ月務めた検事から弁護士に転じて丸10年になり、検事と弁護士の双方を務めた期間がほぼ同期間になって、今後は(何事もなければ)弁護士経歴のほうが長くなって行くことになります。双方を経験していることを良い方向で活かして頑張りたいと考えています。
無力でしがない弁護士ですから、自分が与えられた仕事を一生懸命やる以外は、細々とブログやツイッター等で情報発信する程度のことしかできませんが、今年も、自分なりに視点、信念を持ちつつ、そういった情報発信を続けたいと思います。
2011年が、皆様にとって良い年であることを祈念しております。