http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000082-jij-soci
新弁護団の選任届はまだ出されていない。
上告審をどういった弁護団で臨むのか、興味は感じますが、上告審でできることは非常に限られていて、せめて控訴審段階で弁護団の刷新を図る、という方法もあったのではないかと、いささか結果論ながら言えるかもしれませんね。
徹底的に無罪を主張するという方法以外に、情状面の立証を厚くして、有罪判決は維持されても何とか執行猶予を狙う、実刑は回避する、という方針も、本件のような事件ではあり得ると思いますが、それを上告審で初めてやる、というのは相当な無理があります。結局、上告審も、新弁護団体制で徹底した無罪主張、ということになるのかもしれませんが、被告人にとってかなり厳しい状況になってきていることは間違いないでしょう。