http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080222-00000042-jij-soci
有罪だとしても、過去の事例と比べ、実刑は重過ぎると訴えた。
事実誤認とともに、量刑不当の主張をするのかどうかと思っていたのですが、主張していたことがわかりました。無罪主張と、有罪を前提とした量刑不当の主張は、後者が前者の迫力を減殺する面があり、前者を真剣に主張すればするほど後者は主張しにくいものです。1審が実刑判決ですから、迷いつつも、有罪という判断が維持された場合に備え、量刑不当の主張はせざるを得ない、との判断が、被告人、弁護団の中であったものと推測されます。
この辺の何とも言えない難しさは、実際にやってみないとわかりにくいかもしれません。