共産、裁判員制度「実施延期を」 社民も再検討求める

http://www.asahi.com/politics/update/0807/TKY200808070290.html

裁判員制度創設法は04年通常国会で全会一致で成立したが、市田氏は「制度の実施と導入を無条件に支持してきたわけではない。国民が参加しやすい制度という点でもこの間の条件整備は決して十分ではなかった」と語った。

理想と現実の乖離が、徐々に明らかになってきた、ということかもしれません。このような動きは、今後、ますます強まりそうな予感がします。
裁判員自身が評議そのものに加わる、ということは当面せず、オブザーバーとして関わり自由に意見を述べ、判決書中にも意見を盛り込める、といった制度でスタートしてみる、ということも、一つの方法ではないか、と思います。