2013-07-02から1日間の記事一覧

国際捜査共助に基づき中華人民共和国において同国の捜査官によって作成された供述調書が刑訴法321条1項3号の書面に当たるとされた事例(福岡一家殺害事件上告審判決)

最高裁第一小法廷平成23年10月20日判決(判例時報2171号128ページ)です。 上記のいわゆる「3号書面」では、伝聞法則でありながら例外として証拠能力が認められる要件の1つとして、「特に信用すべき情況」を挙げますが、中華人民共和国で取調べを受けた本件…

不法に被害者を監禁し、その結果、被害者に外傷後ストレス障害(PTSD)を発症させた場合について、監禁致傷罪の成立が認められた事例

最高裁第二小法廷平成24年7月24日決定(判例時報2172号143ページ)です。 最高裁は、PTSDを、刑法上の傷害と認める、という判断を示していますが、判例時報のコメントが指摘するように、傷害の意義を「生理的機能の障害」と解することには異論がない中で、PT…

裁判員制度による審理裁判を受けるか否かについての選択権と憲法32条、37条

最高裁第二小法廷平成24年1月13日判決(判例時報2143号144ページ)です。 最高裁は、既に平成23年に、裁判員制度は合憲であるという判断を示していますが、本判決で、被告人に裁判員裁判を受けるか否かの選択権が与えられていなくても、刑事司法における国…

裁判員の参加する刑事裁判に関する法律35条1項の異議の申立てと裁判員等選任手続の停止

最高裁第一小法廷平成25年3月15日決定(判例時報2184号151ページ)です。 自分自身の整理のために、先に、問題となる条文を挙げておくと、裁判員法で (異議の申立て) 第35条 1 前条第4項の請求を却下する決定に対しては、対象事件が係属する地方裁判所に異…

ローラ「私にはパパしかいない…」知られざる辛苦の少女時代

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130702-00010001-jisin-ent 当時を知る年配女性はこう語る。「ご両親は共働きだったのでしょうか。ローラちゃんはまだ2歳ぐらいだった下の双子にご飯を食べさせてあげたりオムツも替えてあげたり、よく面倒を見…

AIJ:社長に懲役15年求刑 企業年金消失事件

http://mainichi.jp/select/news/20130702k0000e040200000c.html 検察側は論告で、17被害基金のうち11基金が事件を機に解散を検討していることを明らかにし「資金運用に苦労している基金を食い物にすべく、執拗(しつよう)にだまし続けた。我が国の厚生…

2013年07月01日のツイート

@yjochi: RT @KokusakuHyogo: 飲んでて何が 非常時だ(日本国民禁酒同盟、昭和14年)2013-07-02 04:47:48 via Twitter for Mac @yjochi: シレーニがうまい。2013-07-02 00:26:43 via web @yjochi: これを買ったのだが、使いこなせるかどうか。→レゴ 基本セッ…

パナソニックが「ドコモから撤退」を示唆 “ツートップ戦略”で高まる国内メーカーの不満の声

http://exdroid.jp/d/58700/ メーカーの立場から考えれば、せっかく端末を開発してもツートップに入れなければ切り捨てられる、というのはあまりにもリスクが高い。不毛な競争から離脱するべく、提供を見送るメーカーが出るのも仕方がないのかもしれない。 …