日航、過去の遺品扱いを謝罪 御巣鷹事故、遺族に文書

http://www.asahi.com/national/update/0601/TKY200806010111.html

遺品は墜落した時刻で止まったままの時計や衣服など約2700点あり、所有者が分からないまま日航の施設に保管されている。過去に日航が「多数の遺族の要望」として焼却処分の方針を打ち出したことに遺族が強く反発、保存を続けてきた経緯がある。
日航は昨夏、時計やカギなど遺品の一部を、事故機の残骸(ざんがい)がある同社の安全啓発センター(東京都大田区)に展示する方針を発表、遺族と話し合いを続けている。

記事に添付されている写真に写っている鍵の折れ曲がり方が、墜落の際のすさまじい衝撃を語っているように思います。これほどの衝撃の中にいた乗員、乗客の最期、そのような事故を招いたことの重大性、再発防止の重要性といったことが、これらの遺品を見ることで実感でき、それだけに、展示する意味は大きいでしょう。
それは、この事故で不慮の死を遂げた多くの方々の犠牲を、単なる犠牲に終わらせないことにもなると思います。