所有者不明の遺品展示へ 東京 墜落時間示す時計など 日航ジャンボ機事故から22年 

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20070809/20070809_002.shtml

日航は8日までに、墜落時間で止まった時計など回収された所有者不明の遺品の一部を、安全啓発センター(東京都大田区)に展示する方針を決めた。日航はこれまで、所有者不明の遺品約2700点を「焼却した上で群馬県上野村の追悼施設『慰霊の園』に納める」と説明してきたが、保存・展示を求める遺族の声を受けて方針を転換。事故再発防止の取り組みに生かすことにした。

日航の安全啓発センターで展示するのも1つの方法ですが、国立、あるいは、財団法人等が運営する形で、日本における事故に関する資料館を設立して、そこで、他の事故に関する資料とともに展示する、ということができれば良いのではないか、と思います。大規模な事故だけではなく、例えば、六本木ヒルズで発生した回転扉死亡事故のような身近な事故についても、幅広く資料を展示し、事故の原因やその後の再発防止策などについても紹介し、そういった事故を防止する立場の人々などの参考に資するとともに、広く、事故防止や安全対策に役立てるものになると役立つでしょう。