岡山突き落としの少年、涙流して謝罪

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080508-00000994-san-soci

少年は岡山地検による捜査段階の簡易鑑定で広汎性発達障害の一種と診断されており、付添人は先月末、「事案解明のため精神状態の詳細な把握が必要」として家裁に精神鑑定の実施を申請していた。家裁は近く、鑑定の期間や場所を定める鑑定留置の手続きを取り、鑑定終了まで審判は中断される見通し。検察側が申し入れている検察官の審判への関与については、決定が持ち越された。
付添人の弁護士によると、少年は意見陳述した遺族に対し「申し訳ない」と頭を下げて謝罪し、涙を流した。付添人との接見でも「大変なことをした」「後悔している」などと話し、反省の念を深めている様子だという。

刑事処分か、保護処分かは、家裁で慎重に検討してもらうしかありませんが、その前提として、上記のような点を含む少年の様々な問題点は徹底的に解明してもらいたいと思います。
起きてしまった事件は取り返しがつきませんが、上記のような少年の様子、被害者の無念、遺族の癒されない悲しみを思うと、このような事件になる前に、回避する道はなかったものかと思われてなりません。