弁護士事務員殺害:遺産相続業務で関係者逆恨みか

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070912k0000m040189000c.html

弁護士が依頼された遺産相続の仕事で関係者に逆恨みされていた可能性もある。大阪府警東署捜査本部は、以前から事務所に抗議や嫌がらせがなかったか調べている。

捜査の方向性としては、物盗り、怨恨の両面から進められていることでしょう。
弁護士や法律事務所が、事件関係者に襲われる、ということは、数は多くありませんが、時々起きています。殺人事件にまで発展することは稀ですが、ないわけではなく、著名な坂本弁護士一家殺害事件(当時のオウム真理教信者による)があるほか、最近では、東京で、法律事務所内において弁護士が依頼者に殺害されたというケースがあります。
恨みをかう、ということは、こういった仕事をしていると避けて通れない面がありますが、事務所等のセキュリティを強化したり、不穏な動きがある際には、適宜、警察に相談するなど、プロアクティブな対策、対応が必要でしょう。