盟友対決 視線合わず ライブドア事件公判

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060915/eve_____sya_____004.shtml

共犯事件で、首謀者、最上位の者が徹底的な否認を貫く場合、捜査機関としては、それに次ぐ地位の者から、いかに信用できる自白を引き出すかに腐心するものです。
多くの事件においてそうであるように、その点に成功した事件(一連のオウム真理教関連の事件はその典型でしょう)では、捜査機関が描いた構図が裁判所によって認められることが多く、逆に、その点で失敗した事件は、起訴できなかったり、起訴しても無罪になるなど、捜査機関の思い通りの展開にはならないものです。
では、ライブドア事件はどうか、ということについて、まだ結論は出せませんが、上記のような公判状況を見る限り、どちらかというと前者の部類に入るような印象を受けます。