「デブ」発言で侮辱罪、最高裁が大月市議の上告棄却

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060913i111.htm?from=main1

被告は2004年9月、知人男性(同罪で科料7000円の有罪確定)と訪れた同市内のスナックで、客として居合わせた初対面の20歳代の女性に、繰り返し「デブ」「そんなに太ってどうする」などと侮辱した。

インターネット上の誹謗・中傷事案で、名誉毀損にまでは至らず侮辱にとどまる、というものも少なくありません。従来は、侮辱罪の法定刑が軽いことから、積極的に刑事事件として立件しないという傾向が強かったと思いますが、拘留刑を活用し、短期間であっても体刑に処することで感銘力ある科刑を実現する、というのは、今後、事案の内容、悪質性等によっては、あり得る一つの道筋かもしれません。