首都圏停電の間接損害「賠償義務ない」 三国屋建設

http://www.asahi.com/national/update/0819/TKY200608190372.html

高橋宏社長名で17日付で表明した見解によると、「通常、予見される送電線の所有者の損害に限り、賠償責任がある」と主張。損傷で停電が発生するかどうかや停電の規模などは「予測が不能だった」とし、「電気の供給が受けられなかったことにより発生した一切の間接的な損害について、当社には損害賠償義務はないものと判断した」と訴えている。

お粗末な事故を起こす会社なのに(しかも、過去にも同種事故を起こしている)、「通常、予見される」云々と、妙に法律には詳しい(裏で誰かが糸を引いているはずですが)のが、ちぐはぐですね。
野良犬にかまれたようなもので、この種事故に対する都市生活の脆さ、ということを、改めて痛感させられます。
懲りずに同種事故を起こし、社会生活を混乱させ、しかも、賠償責任はないと開き直る、こういった会社は、その存在自体が、一種のテロリストのようなもので、危険極まりないと言っても過言ではないでしょう。

http://www.mikuniya-web.co.jp/

会社概要を見ると、

社員平均年齢27才という若さを生かし、何事にも立ち向かう行動力と即応性で顧客先より信頼を得ております。 

とありますが、若さと行動力で、今後も送電線を切りまくりそうで恐い気がします。賠償責任に立ち向かう即応性にすぐれていることは間違いなさそうです。