裏金処分者を裏金で支援 岐阜、職員7人に1100万円

http://www.sankei.co.jp/news/060820/sha005.htm

調査チームや職員組合などによると、職員らは県の2カ所の旧農業試験場で平成7年から12年にかけて約2900万円の裏金をつくり、職員同士の懇談費に充てるなど不正な会計処理をしていた。
職員組合は、当時の幹部の判断で支援を決定し、生活費援助の名目で支出した。
ほかに、別の不祥事で懲戒免職処分になった元職員にも約1400万円が裏金から無利子で貸し付けられていた。1200万円が既に返済されたという。

裏金問題で処分されても裏金で救済してくれる、懲戒免職になった者にも裏金を無利子で貸してくれる、ということになれば、何をやっても裏金があるから大丈夫、人を殺しても良いし、家に火をつけても良く、何でもやりたい放題、ということになりかねないでしょう。無法地帯、とはこのことだと思います。裏金によって築き上げられた、巨大な悪の帝国が、闇の中に存在していた、ということでしょう。
岐阜が、これほど危険な地域とは知りませんでした。新幹線で通過する程度にとどめて、降り立たないように注意したいと思います。