「江戸八百八町に骨が舞う」

今、読み進めているところですが(忙しくてなかなか読めません)、東京で出土した人骨等の分析から、当時の人々の実際の姿や生活などを実証的に解明しようとしていて、おもしろく読んでいます。
ロンドン等の諸外国の実例も紹介されていて、その意味でも興味深いものがあります。
都内の、特に江戸時代から人々が生活していた土地の上に住む人々は、正に、歴史の上に住んでいる、ということになるでしょう。近くにお墓があると気持ち悪がる人がいますが、自分が住んでいる土地の真下に、古い人骨が眠っている可能性もあります。