日銀、今度は過酷労働…労基署が立ち入り調査

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006070622.html

「考査で出張期間中は深夜の12時を超える勤務がザラで、法定労働時間(原則週40時間)は守られていない。土、日曜日にも出張命令が出て、週1日の休みもとれない状況です。これは明らかに労働基準法に違反しています」

「過酷」を競っても仕方がないですが、昔、聞いた話では、有名なリクルート事件の際、東京地検特捜部の事務官で、月間の残業時間が300時間(!)に及んだ人がいて(正規の労働時間以外の残業時間が300時間です)、「一体、いつ寝ているんだろう?」と、検察庁内部でも話題(?)になったということでした。
オウム真理教関連事件の捜査中には、東京地検内部に、簡易ベッドを何台も置いた部屋があって、そこでいろいろな人がごろごろと寝ていたことも思い出されます。
捜査・公判(特に捜査)をやっていると、過酷だの何だのと言っていられない、ということが起きがちですが、健康を損ねる危険性大なので、管理する立場にある人は、ハードな状況の後はゆっくり休ませてあげるなど、十分な配慮が必要でしょう。