「悪魔の詩」翻訳者殺害7月時効 手がかり求め遺族奔走

http://www.asahi.com/national/update/0610/TKY200606100227.html

 会の参加者でイラン情勢に詳しい元新聞記者、佐藤陸雄さん(66)から5月、情報がもたらされた。米シンクタンク研究員で中東情勢の権威、ケネス・ポラック氏の著作を翻訳していたところ「悪魔の詩の日本語翻訳者は(イランの武装組織の)イスラム革命防衛隊に暗殺された」との記述があった、というのだ。

日本在住の者によったのか、あるいは外国から送り込まれた刺客によったのかはわかりませんが、上記のような背後関係があったということには、うなずけるものがあります。
若い頃は、よくイラン人の被疑者を調べることがありましたが、イランの、イスラム法による裁判の刑はものすごく重い(日本では「残虐な刑罰」と言われるものかもしれません)と言って、ひどく恐れている者がいた記憶があります。
犯人検挙が難しいとしても、せめて、どのような組織がどのような意図で実行したのかだけでも解明されれば、ご遺族の救いになるのではないかと思います。