事故エレベーター、2年半でトラブル20件 高2圧死

http://www.sankei.co.jp/news/060604/sha048.htm

港区によると、住民が利用する2機のエレベーターで平成15年12月以降、「異音がする」「段差が生じている」など、約20件の不具合が生じていたことを明らかにした。昨年7月23日、足立区で震度5強を記録した地震後は特に振動や閉じこめなどのトラブルが相次いでいたといい、今年1月の住民説明会の席上で、住民側から訴えが寄せられたという。
住民の話でも、ドアが開かなかったり、階の途中で止まったりする不具合が相次いでいた。

階の途中で止まってしまう、ドアが開かない、というのは、かなり異常のあるエレベータと言えるでしょう。
段差が生じる、というのも、止まるべき階にきちんと止まれていない、ということになりますから、やはり異常と言うしかありません。
何らかの致命的な欠陥、不具合がありながら、対症療法的に、だましだまし動かしていたところ、遂に、最も悲惨な形で破局が訪れた、という印象を強く受けます。当然、徹底した刑事責任追及が行われることになるでしょう。