遊具施設から転落、両足不自由の男性死亡…東京・台場

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000314-yom-soci

この施設は、お台場のデックス東京ビーチという建物の中にあり、いろいろな遊具があって、結構利用客で賑わっています。私は、時々、デックス東京ビーチに食事や買い物に行くので、賑わっている様子を目にすることがあります。

座席に着いた際にシートベルトが届かなかったため、男性アルバイトが責任者に無線機で問い合わせたところ、責任者は安全バーだけで大丈夫と答えたという。

両足が不自由だったことから、同課では、座席が前傾した際に足で踏ん張ることができず、安全バーを体が通り抜けて滑り落ちた可能性があるとみている。

これだけの事情から、過失の有無を断定することはできませんが、本来なら着用すべきシートベルトを着用させなかったこと、利用客が足が不自由であることは明らかであり前傾の際に足で踏ん張ることができないことは予見可能と考えられることなどから、過失責任が認定される可能性(あくまで可能性ですが)は高いと言えるでしょう。
利用客に遊びたいという希望が強くあっても、危険な場合は毅然として断るだけの姿勢、決断力が、こういった施設の係員には求められているということになると思います。