「災害と復興 天明三年浅間山大噴火」

 

歴史上、著名な大噴火で、今なお当時の痕跡が浅間山付近に残っていて、私も何度か見学したことがあるのですが、この本の存在を知り、興味を感じて読んでみました。それほど長くなく、うまく整理されていて、噴火当時の状況や、現在、残っているその痕跡などが、よく理解できました。

現在でも、例えば富士山の噴火は、数百年間起きていないだけに、いつ起きてもおかしくないと言われています。実際に噴火が起きれば、首都圏は大混乱に陥り経済活動にも多大な影響が出るでしょう。

こうした過去の噴火に学び、今に生かすことが強く求められていると感じつつ、読了しました。

この本を持って、浅間山周辺に、また見学に行きたいと考えていいます。