かなり昔に読んだ記憶があるのですが、最近、著者の訃報に接し、また読んでみたくなり、今回はオーディブルで聴いてみました。
名著と言われるだけあって、鋭い切れ味で日本社会を分析していて、改めて感服するものがありました。それと同時に、今となっては、もう、日本社会はそういう状態にはないのではないか、と感じる部分も端々にありました。戦後の、本書が世に出た当時(1967年)から既に50年以上が経過し、社会自体にも変容は当然ありますし、著者が分析した、日本社会の本質的なと特徴が真に本質的なものなのかどうかは、今後も問われ続けていくでしょう。
最近に出た
を、引き続きオーディブルで聴いているところで、そこでの分析もじっくり聴いてみたいと考えています。
関連して、
も、改めて読んでみたいと考えています。