ロシア軍将官、4人目が戦死か ウクライナが狙い撃ちとの見方も

ロシア軍将官、4人目が戦死か ウクライナが狙い撃ちとの見方も(BBC News) - Yahoo!ニュース

事実であれば、ウクライナ侵攻を指揮しているロシア軍の将官約20人のうち、5分の1が戦死したことになる。

私は軍事の素人ですが、素人なりに推測されるのは、

・ロシア軍とウクライナ軍が相当に接近した状態で激戦になっていて、その結果、ロシア軍の将官クラスまで戦死する事態となっている

・ロシア軍の将官クラスが最前線に出ざるを得ないほど、ロシア軍の士気が上がっていない

・こういったニュースが流れることで、ウクライナ軍の士気は上がり、ロシア軍の士気はさらに下がっている

といったことです。

首都キエフが攻略されるかどうかが話題になっていますが、仮に攻略されロシア軍に占領されたとしても、ウクライナ政府幹部や指揮系統が残っていて継戦意思、能力が残っていれば、戦争は終わりませんし、泥沼化することで、ロシア軍は更に大きな負担を被ることになるでしょう。日中戦争で日本軍が首都南京を攻略しましたが、蒋介石は降伏せず戦争は終わりませんでした。その後どうなったかは歴史が示す通りです。

かつてソ連アフガニスタンに侵攻した当時、ソ連軍は米軍の支援も受けたゲリラに散々に抵抗されて大きな損害を出し、結局、勝利を収めることなく撤退せざるを得ませんでした。かつてのアフガニスタン侵攻の二の舞になりかねないものを、今回のウクライナ侵攻は持っているように感じます。

様々な報道、情報が乱れ飛んでいますが、実際に何が起きどういう方向で進んでいるのか、付和雷同せず慎重に見ていく必要性を感じます。