中国で発見された人類の頭骨、新種「竜人」と報告、懐疑の声も

中国で発見された人類の頭骨、新種「竜人」と報告、懐疑の声も(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

先行研究では、ネアンデルタール人とデニソワ人の共通祖先は、約60万年前にホモ・サピエンスの前身から分かれたことが示唆されている。その後2つのグループに分かれ、ネアンデルタール人はヨーロッパや中東に広がり、デニソワ人はアジアに移動したとされる。  これらすべてのグループ同士には「密接な関係があり、解決するのは難しいでしょう」。ドイツ、エバーハルト・カール大学テュービンゲンの古人類学者、カテリーナ・ハーヴァティ氏はメールでそう語る。「おそらくこれは、もっと多くの証拠が出てきたときに、より詳細に検討する必要があると思います」。

 人類の歴史は、近年、研究が大きく進み、いくつもに枝分かれしていた人類が滅んでいき、残ったのが我々ホモサピエンスである、ということが判明しているようです。滅んでいった人類は、まだまだ未解明であって、今後、研究がさらに進むことで、枝分かれの状況や交雑状況なども解明が進んでいくことでしょう。

インドネシアフローレス島にいたフローレス原人は、地形の影響で小人化していたことで有名ですが、付近では、小人化したUMA(未確認動物)の目撃情報が近年に至るまで相次いでいました。滅んだとされる枝分かれした人類が、秘境において密かに生きながらえていることは、十分にあり得ることだと私は感じています。