Goolge Pixel 4aのリリースを控えPixel 4はわずか9カ月で製造終了 | TechCrunch Japan
スマートフォン事業においてはグーグルはある種のアイデンティティの危機に直面しているようだ。最近のトップ人事は同社がスマートフォンで新しい方向を模索していることを示しているらしい。同社のスマートフォンはこれまでも長く浮き沈みを繰り返してきた。スマートフォンはすでに飽和している市場であり、同社がここでシェアを得るためにはAndroid製品として独自性を確立しなければならないという困難が伴う。
GooglePixelでは、素のAndroidが使え、発売後3年間は最新のOSへ優先的にアップデートされていき、最新の技術が次々と投入されて、と、実に魅力的で、私の場合も、昨年秋に導入したPixel3XLを気に入って愛用しているのですが、では、そういう魅力がどこまで多数の利用者に訴求できるのかという、そこが問題(根本的に)なんでしょうね。
大多数の一般利用者は、楽しく、便利にスマートフォンが使いたく、OSがいち早くアップデートされなくても困るわけではなく、最新の技術と言っても使いこなせず、むしろ、楽しく便利な機能が充実しているほうがありがたいでしょう。その意味では、他社(サムスンなど)製品に比べ、Pixelは、マニア好みのところがあって、それは、大多数の一般利用者を、むしろ遠ざける方向に働く面があるように思います。
上記の「Android製品として独自性を確立」するに当たり、従来路線を踏襲すれば良いかどうかという、そこがPixelの大きな課題であるように思われます。