島津家で「あわもり出る」 鳥取藩士の手紙180枚発見

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170910-00000033-asahi-soci

手紙が書かれた時期は1817(文化14)年から1818(文政元)年と、1823(文政6)年から1826(文政9)年の2度の参勤交代で江戸に詰めた期間。城戸は鳥取藩8代藩主、池田斉稷(なりとし)のかごを警護する供侍で、随行して訪れた場所など筆まめに様々な事柄を記している。

こうした文書は、紹介した本で読むと、当時の人々の生活や感覚、意識が手に取るようにわかって、とてもおもしろいものです。何事もなければ処分され残らないところが、こうした襖の下張りとして残っていたことの貴重さを感じるものがあります。日々のことを、こうして筆まめに書いては送って知らせていたのだろうと、当時がしのばれます。
今後、専門的な論文等だけでなく、一般の人にも手にとって読みやすい書籍でも紹介してほしいものだと思いました。