http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201311070132.html
捜査関係者や市によると、事件が起きた前日の昨年11月５日午前11時ごろ、市役所の情報システムで三好さんの納税情報を閲覧した記録があった。システムにログインしたパスワードを割り当てられた市職員は市の調査に「記憶がない」と話しているという。
私も、弁護士として、いろいろなところへ電話をかけることがありますが、電話で名乗り相手が信用してくれると、電話ではあっても、いろいろと情報が得られることがあり、もちろん、正当な問い合わせをしているわけですが、電話でここまで話してもらって、これがなりすまし等であれば大変だな、と過去に思ったことがありました。こうした電話での調査活動を得意とする探偵業者等は、相手に巧みに取り入り信用させることに長けているのではないかと思われますが、悪用されることで取り返しがつかない事態になってしまうこともあり、情報管理の在り方が、改めて問われる必要があるでしょう。
適切なガイドラインを設けておき、それに沿って厳格に運用する、ということが、やはり不可欠ではないか、という気がします。
