映画「グリーン・ゾーン」

http://green-zone.jp/

今週、仕事の合間に、六本木ヒルズで観てきました。かなりおもしろい映画で、予想以上の収穫でした。
イラク戦争開戦にあたっては、イラク大量破壊兵器を隠匿しているということが大義名分とされていましたが、戦争終了後、徹底的に調査、捜索等が行われたにもかかわらず、結局、発見されず、開戦にあたっての情報はガセネタだった、ということが明らかになりました。映画では、そういった現実に起きたことを巧みに作品の中に取り入れておもしろいストーリーにしています。
情報というものは、正しい場合ばかりではなく間違っている場合もあり、間違っている情報は、単に間違っているだけでなく、情報受領者の判断を誤らせるため意図的に流されている場合もあって、そこに、一見、信用できそうな人々が協力することで、いかにももっともらしく見せかけていることもある、ということを、今後とも肝に銘じて情報を見なければならないということが強く感じられ、おもしろいだけでなく勉強にもなった映画でした。