日本人美女タレントらの暴行事件に台湾社会の批判噴出

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120211-00000544-san-int

ホテルに向かう途中の車内で、運転手(55)と口論になり、路上で車を停止させた後、両被告が運転手の頭や胸に殴る蹴るなどの暴行を加え、運転手に骨折などの重傷を負わせた。
台湾では今年2月1日以降、乗用車の後部座席でもシートベルトの着用義務に違反した場合、運転手の告知がなければ乗客に最高6000台湾元(約1万5000円)の罰金が科されるようになったため、運転手が注意したのが口論のきっかけだったという。

人間は感情の動物ですから、こうした事件があったからといって、日本人や日本国が台湾との友好関係をないがしろにしようとしているものではないと頭ではわかていっても、感情面で許しがたいという風潮が沸き起こるのは理解できますし、インターネット社会では、そういった「風」のようなものは一気に吹き荒れますから、一旦、そういう状況になると鎮静化にもなかなか難しいものがあります。
時間をかけて築き上げてきた国際的な友好関係も、こうした事件1つで、崩壊まではしないまでもかなりのダメージを受けてしまう怖さというものを、個々が十分認識しておく必要があると思いますし、こうした危機においてこそ、冷静に望む理性や強さを、日頃から養っておく必要性を痛感します。
この事件を乗り越えて、日台関係がより良好なものになることを切に望みます。