米大統領、真珠湾攻撃の犠牲者に敬意

http://www.asahi.com/international/update/1207/TKY201112070203.html

オバマ大統領は攻撃を「卑劣な攻撃」とし、「我が国の精神を打ち砕くよりも、米国民を一つにし、戦う決意を強固にさせた」と指摘。「米国中の愛国者たちが米国本土や外国で、我々の暮らしを守るために立ち上がった」とした。

多くの人命が失われたこととともに、最後通牒が遅れたことで「騙し討ち」になってしまい(異説もありますが)、今なおオバマ大統領にすら「卑劣」と言われてしまうことにも、取り返しのつかなさを感じますね。
真珠湾作戦は、奇襲というものの持つリスクや、それを乗り越えて成功した場合の成果の大きさを示していると思いますし、戦術上の成功が戦略上の成功に必ずしも結びつかないことも示していて、いろいろな教訓を導き出すことができる、古くて新しい、今に生きる出来事ということを感じます。
今年で70周年を迎えるにあたり、亡くなった方々のご冥福をお祈りし、その意味をしみじみと考えてみたいという気がします。