夫婦死傷事故 2審で逆転有罪…大阪高裁

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20110719-OYO1T00737.htm

上垣裁判長は判決で、「被告は、フロントガラスにひびが入り、大きなものにぶつかったと感じていた。周囲に物はなく、人をはねた可能性があると思っていた」とひき逃げを認定した。

以前に、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20100714#1279071333

とコメントした事件ですが、事実認定は、紆余曲折を経て、落ち着くべきところに落ち着いた、という印象を受けます。とは言え、亡くなった方は戻らず、遺族の気持ちが癒されることもないものと思われ、お気の毒と言うしかありません。
起きた事実をきちんと見て、健全な感覚をもって正しい事実認定をすることの重要性を、改めて強く感じます。法曹養成問題について議論が活発ですが、それができる人材養成が行われる必要があり、そのために必要であれば必要な資金が投じられるべきでしょう。