小沢氏、不起訴の公算 東京地検、現状では「立証困難」

http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020201001047.html

石川容疑者、後任の元私設秘書池田光智容疑者(32)、公設第1秘書大久保隆規容疑者(48)=公判中=の拘置期限は4日。特捜部は同日まで取り調べを続け、小沢氏の関与の程度を見極めた上で、本人の刑事処分について上級庁と最終確認するとみられる。

どういった証拠が収集されているのか、報道により推測するしかありませんが、上記の3容疑者は、いずれも小沢氏の関与を否定しているようであり(一部報道では、小沢氏の関与を認めた者がいる、とされていますが)、小沢氏自身が政治資金収支報告書を直接取り扱ったとは考えにくい以上、共犯性を出すには3容疑者から「共謀」について供述を得るしかなく、それが十分にできていない以上、起訴は困難ということにならざるを得ないでしょう。
ただ、最近の特捜部の捜査では、無から有を生み出す、煙がたったと騒いでそこに火をつけてしまう、といったことが行われる面があるので、予断を許さないものもあるのではないかと思います。かなり怖いものがありますね。
仮に、3月までに小沢氏を立件、起訴できなくても、小沢退治?は特捜部の一種のライフワークになっているようですから、4月に人事異動で人が変わった後も、小沢氏が現役で活躍する限り、執念深く追い求めるということになる可能性が高いでしょう。