肥満受刑者「おかゆ減量」強制は人権侵害 弁護士会勧告

http://www.asahi.com/national/update/1214/OSK200912140082.html

弁護士会によると、大阪刑務所は05年末以降、肥満や高血圧などの症状がある5人に対し、医師の診断を経たうえで「減量目的」を理由に主食の米飯をおかゆに切り替えた。刑務所の記録では、高血圧の男性(50)には1年4カ月続き、体重が70キロから55キロに減ったという。
弁護士会は、本人が望んでいないのにおかゆを食べさせたのは不当と判断。生命の危険などがない限り、本人の意思に反した医療措置をとることを禁じた受刑者処遇法に抵触するとしている。

今日の午前中、先日受けた健康診断の結果を聞きに病院へ行き、コレステロール値や尿酸値が高いので、治療をするかどうかといったことを医師と話していたところであったので、この記事には目が留まりました。この半年くらいで、体重をかなり減らし、昨年に比べ、上記の数値はやや改善されたようではありましたが、生活していると、つい食べ過ぎてしまったり、おいしいお酒を飲んだりして、劇的な改善というものはなかなか難しいものだと感じています。刑務所に入って、無理矢理、1年4か月くらい、おかゆダイエットでもすれば、上記のように劇的な減量や目覚ましい数値改善などが可能かもしれませんが、だからと言って服役するわけにも行きませんね。
受刑者の人権ということを考えると、上記の記事にある刑務所の措置には微妙さがあって、直ちに違法とも、適切とも言いにくいものがありますが、個人的には、それくらいガツンと自分をしぼりたいな、と思ってしまう面があります。