中央大キャンパスで教授刺され死亡、黒いコートの男逃走?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090114-00000022-yom-soci

現場近くでは、現場付近から、黒っぽい帽子に黒いコート姿の30歳前後の男が立ち去ったとの目撃情報があり、同庁で周辺に緊急配備を敷き、この男の行方を追っている。

この種の事件が起きる背景として考えられるのは、

1 学内におけるトラブル(指導する学生の進路等を巡るものなど)
2 研究活動、発表の中での怨恨等
3 その他の個人的なトラブル

で、1のパターンとしては、かなり以前になりますが、広島大学の総合科学部長が指導していた者により学内で刺殺された事件、2のパターンとしては、筑波大学教授(「悪魔の詩」の翻訳者)が何者か(イランの革命防衛隊によるという説もある)により学内で刺殺された事件があります。総合科学部長刺殺事件は、私が広島地方裁判所で司法修習中に審理が続いていて、傍聴していた記憶があります。
記事では、「30歳前後の男」とあり、1のパターンかも、という印象も受けますが、今後の捜査結果に待つしかありません。関係者の不安を鎮めるためにも、早期の犯人検挙が必要でしょう。