インサイダー:監査業界、不信増幅 関係者衝撃広がる

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080304k0000m040114000c.html

本来は市場の公正さを確保すべき公認会計士が業務で知った企業情報を悪用したことで、粉飾決算への会計士の関与などで強まっている監査業界への不信を増幅するのは必至だ。

この記事を読んでいて、ふと思ったのは、弁護士はどうだろう、ということでした。業務で預かった金銭を横領して懲戒処分を受けたり刑事責任を追及される、という弁護士は数多く、それ以外に、思いつくだけでも、誘拐、詐欺、弁護士法違反、覚せい剤取締法違反、等々、様々な犯罪を犯して弁護士が検挙されています。それによる不信感の増幅は、公認会計士の比ではないでしょう。
弁護士も公認会計士も、資格取得者の数が増える傾向にあるようですが、いかにして質を維持し、不心得者の出現を防止するかが、今後、ますます問われることは確実だと思います。