NHK「サラリーマンNEO」

http://www.nhk.or.jp/neo/

こういう番組がNHKで放映されていることは知っていましたが、元々、お笑い番組は見ない(見る暇がない)ので、見たことはなかったところ、昨夜、たまたま見る機会があり、おもしろくて、最後まで見てしまいました。
最近の日本における「笑い」には、他者を嘲り笑う、という傾向があるように思いますが、サラリーマンNEOの笑いは、むしろ、自分自身を客観化し、日常生活の中での様々な事象に目を向け、鋭く切り込んで笑いを求めて行く、というもののように見受けられ、かなり楽しめました。
NHKの「行く年来る年」をパロディ化した企画では、「ぎそうひょう寺」(平仮名の部分には適当な漢字があてられていました)に初詣に来る偽装表示問題を引き起こした人々(今年は食品業界、建設業界の人々が多いようです、といたナレーション入り)、寺で行われる踊り(これもかなり笑えます)などが次々と披露され、爆笑してしまいました。
NHKも、なかなかやるな、というのが率直な印象で、こういった方面でも、2008年は期待できそうです。